2021年、本厄イヤーに突入した2021年。子どもも4歳になり、トイレにも行けるようになって少しずつ自分でできることが増えてきた。
そんな私は絶賛お肌の曲がり角を曲がり続けている。
20代前半の時、当時働いていた職場の30代の先輩に「女の曲がり角は25じゃなくて28だよ」と言われ、幸いなことに今までの人生でニキビや肌荒れなどの肌トラブルにはまるで縁がなかった私は「んなことあるかいな」と思いながらもまじですか?と相槌を打っていた。
ところが24で結婚し引っ越して、一気に環境が変わり始めた時その「曲がり角」が見え始めたのだった。
まず「肌荒れ」である。乾燥なのかなんなのか、常に顔が痒かった。そしてニキビまではいかなくても?に小さな隆起が現れ始めた。
赤く腫れたり白く膿が溜まってる感じではなく、毛穴を硬いものが塞いでるようなそんな隆起が両頬に。
ほっといても落ち着く気配は無く、かといって暴れ出すでもなくそこに鎮座しているそれらは私を悩ませた。
ネットや雑誌の記事を参考にちゃんと洗顔してみたりばっしゃばしゃ潤してみたりしたが変わりがない。
顔面が言うことを聞かなくなって数年後、子どもを出産するのだがそこで加速する私の肌荒れ。
「出産は体に一気に変化をもたらす」とは聞いていたが、その出産と「28歳の曲がり角」が重なった為か今度は顔だけでは無く、腕や足にもその変化は現れ始めた。
常に乾燥する私の体。荒れ狂う私の肌。市販のボディクリームなんて気休めである。私の肌は頑固だった。荒れ狂うばかりである。
本厄を迎えた今年も変わらず私は肌荒れと戦っている。
扶養に入っているパート風情が自分にそこまでお金をかけられるわけもなく、市販の安い保湿剤でどうにかこうにか耐えているが耐えられていない。
今年も相変わらず体をかきまくるのだった。